栄養成分表示を活用しましょう

同じ食品でも、たくさんの種類があることで、自分で選択する楽しみが広がる反面、どれを選んだらよいか迷うことはありませんか?そんな時、栄養成分表示を活用すると、自分の健康を基準に賢く食品を選択することができます。

現在売られている、ほとんどの食品には、「栄養成分表示」が記載されているのをご存じですか?食品のパッケージに「栄養成分表示」をする際には、「熱量(エネルギー)、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量」の5項目を記載することが決められていますので、自分が気にしている栄養成分の含有量を比較することが容易にできるようになっています。

例えば、最近体重が増えたことを気にしている方は、同じ食品でも熱量(エネルギー)が低い商品を選ぶことができます。また、18歳以上の場合、食塩相当量を1日当たり男性で7.5g 未満、女性で6.5g未満に抑えることが目標ですが、選んだ食品を食べることで、目標に対してどの程度食塩をとることになるのかを知り、その他の食事で食塩量を調整することが可能になります。

「栄養成分表示」は健康的な食生活を送るためにとても役立つ情報です。是非、活用してみてはいかがでしょうか?

(参考)

・図:食品の栄養成分表示制度の概要(消費者庁)

・「栄養成分表示を利用して、メタボ予防に役立てましょう!!」(消費者庁)