フレイル予防の食事
「フレイル」という言葉を聞いたことはありますか?
加齢にともなって、体や心のはたらき、社会的なつながりが弱くなった状態をいいます。
健康な状態と要介護状態の中間にあり、早めに気づいて適切な取組を行うことで要介護状態に進まずにすむ可能性があるとされています。
「フレイル」を予防するために食事はとても大切です。3つのポイントを確認しましょう。
□3食しっかり食べていますか
□1日2回以上、主食(ごはん・パン・麺類)・主菜(肉・魚・卵・大豆料理)・副菜(野菜・きのこ・いも・海藻料理)を組み合わせて食べていますか。
□いろいろな食品を食べていますか。
65歳を過ぎてから、病気ではないのに体重が落ちてきたら食事を見直しましょう。フレイル予防に特に大切な栄養素は筋肉を維持するために必要な「たんぱく質」です。「たんぱく質」は主菜となる食品に多く含まれます。また、主食となる食品や牛乳・乳製品にも含まれていますので、いろいろな食品をまんべんなく食べるように意識することが大切です。
食事をしっかり食べて健康な体を維持することは、活動的な毎日を過ごすことや心の元気にもつながります。是非,3つのポイントを意識した食事を心がけましょう。
(参考)
・食べて元気にフレイル予防(厚生労働省)