ちぢみゆきなは、ちぢれた肉厚の葉が最大の特徴です。宮城県内では仙台市や名取市、登米市等で栽培されており、冬の寒さを生かして独特なちぢれと甘味が生み出されます。
ゆきなは濃い緑色が美しいアブラナ科の葉物野菜で、中国の野菜「ターサイ」が原種と言われています。ちぢみゆきなは、ある程度成長したゆきなを4℃以下の低温に晒す「寒締め栽培」という方法で作られます。厳しい冬の寒さに耐えるために糖分を蓄えることで、肉厚で甘味のある食味に仕上がります。
ちぢみゆきなは、えぐみやクセが少なく、アク抜きも不要で調理しやすい野菜です。おすすめの食べ方は炒め物や煮物、和え物。店頭で選ぶときは、葉の色が濃く、しゃきっとしているものがおすすめです。
【公式】食材王国・宮城県の県産品サイト「宮城旬鮮探訪」より引用
おすすめレシピ
ちぢみゆきなと油揚げの炒め物
〈材料〉
・ちぢみゆきな…2株
・油揚げ…1/2枚
・しらす干し…大さじ1
・油…小さじ2
・塩…少々
〈作り方〉
- ちぢみゆきなは株の所をよく洗い、食べやすい長さに切っておく。
- 油揚げは油抜きし、短冊に切る。
- 鍋に油を入れ、ちぢみゆきな、油揚げ、しらす干しを炒め、塩を振り入れる。
※かつおだしを加えて煮浸しにしても、おいしく食べることができます。