企画広報部 薬味は、香りをつけて食欲増進、季節感、香りづけなど料理のアクセントになりますね。夏におすすめの薬味を３つ紹介します。
一つ目は「みょうが」です。私たちが普段食べているのは花穂の部分で、花みょうがとも呼ばれます。６～８月に出る夏みょうがは少し小ぶりで、８月～１０月に出る秋みょうがの方が大きいです。食欲増進作用の他にも、消化促進や血行促進といった効果があると言われています。
二つ目は「にんにく」です。にんにくは独特の風味で料理の香りづけや肉・魚の匂い消しにも使われます。にんにくに含まれる成分はビタミンB１と一緒に摂取すると疲労回復効果が期待できます。ビタミンB1は豚肉などに含まれています。
三つ目は「しょうが」です。年中出回っているしょうがですが、初夏に出回るものを新しょうがと呼ばれ、みずみずしさがあります。生姜の香り成分は食欲をそそります。また血行促進作用もあります。
暑さで食欲が落ちやすい時期です。薬味を上手に活用しで、夏を乗り切りましょう！
参考資料 「からだにおいしい野菜の便利帳」坂本利隆 監修 髙橋書店