西川祐未 秋から冬が旬のりんご。現在では前年に収穫された貯蔵りんごが年明けから出荷されているので、1年中たべることができますが、出荷が多いのは9～12月頃です。
栄養価が高く、リンゴ酸やクエン酸などによる疲労回復の促進、ペクチンによる整腸作用、コレステロールの吸収抑制効果等が期待でき、イギリスでは「1日1個のりんごは医者を遠ざける」といったことわざもあります。
完熟すると皮がべとつく品種もあるためワックスと勘違いする人もいますがますが、これは熟すに従ってリノール酸やオレイン酸が分泌され、表皮のろう物質を溶かして起こる現象なので、安心して食べることができます。
様々な品種があり、甘さ・酸味・食感もそれぞれ異なっているので、いろいろな品種のりんごを味わってみませんか。
＜おいしいりんごの選び方＞
・全体が色づいている ・皮に張りがあり、重みがある
・形が左右対称 ・軸にしわがなく、太くしっかりしている
参考：JAグループとれたて大百科 秋・冬の旬くだものリンゴ 農林水産省HP果樹のページ
毎日くだもの200グラム！」旬・選び方